教室の制空権
制空権は、私が定義しました。
教室の空気感を教師のものにするということです。
制空権を子どもにとられてしまうと、授業が成立し
にくくなります。
週明けの朝や中休み、昼休み、朝会や集会後、授業
をする空気感でないときは、ありませんか。その時
は、数分使って空気感を変える必要があると思いま
す。 4 5分の中の数分をそれに使うのは、もったい
ないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、 1日の中での数分です。学級の空気感を授業
が成立しやすいものにするのか、成立しにくいもの
にするのかを選ぶとき、私は前者を選びます。たっ
た数分で空気感が変わるのですから。私がするの
は、ミニネタを披露したり、ミニゲームで遊んだ
り、おもしろ音読やフラッシュカードで声を出した
りします。たまに、歌を唄ったりもします。少しの工
夫で学級の空気感が良くなるので、無理矢理授業を
するのではなく、数分捨てる勇気をもつことも必要
と考えます。
※このことは、拙書『小学校RPG』に書いてあります。ブログでは、書いてなかったので、今更ですが書きました!