onichanの教育実践~桜梅桃李の教育

小学校教員のブログです!

学級づくりその5

今回は、(5)(6)(7)について書きます。 

(5)先生や友達の話を聴くときの聴き方

 話している人の方を向いて、聴く。聴いてくれる人の方を向いて話す。これは、当たり前の

ことだと思いますが、教師も子どもも意識しないと意外とできていないことが多いです。友達

を大切にするというとを大切にするならば、しっかりとやるべきでしょう。

この他にも、頷いたり、メモしたりすることも大切です。このような指導を繰り返し、フリ・

オチ・フォローやYSHの法則を使い繰り返し、指導します。 

 

 

(6)プリント等を渡すときの声かけ

 教室では、毎日プリントを配布することがあります。その時に、行うことがあります。

 それは、

     渡す人は「どうぞ」

     もらう人は、「ありがとう」

         (『有田和正先生の実践』  土作彰先生から教えていただきました。)

 

 友達を大切にするということであれば、これも大切なことになります。教室では、プリント

を渡すだけではありませんね! ノートやドリル、落とし物を拾った時、教師に提出物を渡す

時等、様々な場面で物を渡す・もらうということがあります。プリント配布時だけではなく、

他の事にも波及するように、指導していく必要があります。そうすれば、「どうぞ」「ありが

とう」等の『温かい言葉』が教室にあふれるのです!

 2年前(2018年)に2年生を担任していた時の出来事です!

 以下のようなことがありました。

 図書室の司書が、子どもたちが「よろしくおねがいします。」や何かしてもらったときに、

自然と「ありがとうございます。」と言ってることに気付いてくださり、「去年(2017年1年

生の時)とは違い、成長しましたね。」と言ってくださいました。

 

 (7)思いやり

 ・他人を思いやる。困っている子に声をかける・手を差し伸べる。

 ・怪我をした子を保健室に連れて行く。

 ・一人ぼっちにさせない。      

 ・目配り、気配り       等(他にも様々あると思います。)

 

 当たり前のことですが、当たり前だから難しいこともあります。これができるようになれ

ば、温かいクラスになっていきます。日々の出来事をよく見て、子どもたちに紹介したり、

褒めたりします。そうすることで、少しずつ広がり、波及します。

 

 教師の哲学に帰結しますので、ブレないようにすることが重要です!

 年間を通して、指導していきます。最初の1ヶ月や長期休業明け等、繰り返し指導します。

 2学期末や年度末は、指導しなくてもできるように、最初の1ヶ月で繰り返しが大切です!

だから、フリ・オチ・フォローやYSHの法則を意識して指導することが必要なのです。

 

 

 次回は

(8)自分を磨く

(9)自分を鍛える。

(10)全力で行う。 

について書きます!